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【次回のお話し】:オートシェイプ図形の便利な裏技


【ミニレクチャー】:ドラッグだけじゃない!~奥が深いオートシェイプの世界~(その1)

ワードやエクセル、パワーポイントではお馴染みの「オートシェイプ」。

ドラッグするだけで簡単に様々な図形を描ける事から、多くの方が使われている機能です。

しかし、オートシェイプは只単にドラッグで図形を描く以外にも、特定のキーやコマンドを使用する事で、図形を描く為のきめ細かな操作を行う事も出来るのです。

そこで今回から幾つかの回に分けて、オートシェイプの基礎から応用までについて色々お話しします。

それでは、続きをどうぞ!
【色々な描画方法】

-水平・垂直な直線や矢印を引く-

オートシェイプの「直線」や「矢印」は、十字のマウスカーソルのドラッグで任意の方向と長さで直線や矢印を引けますが、ドラッグで水平や垂直に引くのは難しいです

この様な場合、SHIFTキーを押したまま上下や左右にドラッグすると垂直や水平に引けます。

好みの長さになったら、マウスの左ボタン→Shiftキーの順に離します。

水平/垂直に引く



-直線や矢印を45度毎に引く-

オートシェイプの「直線」や「矢印」は、SHFTキーを押したまま十字のマウスカーソルを円を描くようにドラッグすると、45度毎に向きを変えて描けます。

好みの向きと長さになったら、マウスの左ボタン→Shiftキーの順に離します。

45度罫線



-縦横比を固定した図形の描画-

直線や矢印以外のオートシェイプは、起点から斜めに十字のマウスカーソルをドラッグして図形を描けますが、正円や正方形の様に図形の縦・横のサイズ比率が固定された図形を描く事は出来ません。

この様な場合は、SHIFTキーを押したまま斜めにドラッグします。

好みのサイズになったら、マウスの左ボタン→Shiftキーの順に離します。

縦横比固定



-中心点を固定して描く-

直線や矢印以外のオートシェイプは、描く図形のサイズに比例して図形の中心点が起点から離れて行きます。

しかしCtrlキーを押しながらドラッグすると、中心点を起点に固定したまま図形を描けます。。

更にShiftキーも使うと、縦・横のサイズ比率と中心点を共に固定して図形を描けます。

好みのサイズになったら、マウスの左ボタン→Shiftキー、Ctrlキーを離します。(Shiftキー、Ctrlキーは順不同)

起点固定


下の画像は、中心点を固定した図形の一例です。

この例では、東京都を中心点として正円を描いています。

中心固定の例



-フリーフォーム:図形とフリーフォーム:フリーハンドの違い-

オートシェイプには、予め用意された図形だけで無く、自由な形の図形を描く「フリーフォーム:図形」と「フリーフォーム:フリーハンド」と言う2つの機能があります。

フリーフォーム:図形」は、クリックで直線を引き、ドラッグで自由な形の線を引けます。

フリーフォーム:フリーハンド」は、ドラッグにより自由な形の線を引けます。

フリーフォーム:図形でもShiftキーを使用する事で、垂直/水平、45度毎に線を引けます。

尚、フリーフォーム:図形は、線を描いた最後に起点にカーソルを合わせ、図形全体が青色になったらクリックする事で閉じた図形になります。

また、起点に戻らず、途中でダブルクリックする事で閉じない図形にする事も出来ます。

フリーハンド/フリーフォーム


-ショートカットキーを使った図形の等間隔複製-

CtrlキーとDキーを組み合わせたショートカットキーを使いますと、以下の様な方法で図形を望む間隔と方向へ等間隔に複製する事が出来ます。

・オートシェイプを一つ作り、Ctrlキーを押したままDキーを押すと複製が出来ます。

・複製した図形を移動して元の図形との間隔や位置を調整します。

・再びCtrlキーを押したままDキーを押しますと、Dキーを押した分だけ、間隔と位置が揃った図形の複製が出来ます。

Ctrl+Dキーによる複製のポイント
Ctrlキー+Dキーで複製した図形は、全ての複製図形を作り終えるまでは選択を解除しない事がポイントです。

複製した図形を解除してしまうと以降の複製図形は作れなくなります。

再度、複製した図形を選択すれば複製は再開しますが、最初に決めた位置では無く、ずれた位置に複製されてしまいます。


Ctrl+Dによる図形コピー

【描いた図形に対する色々な変更方法】

オートシェイプで描いた図形は、後から色々な変更が出来ます。

ここでは、それらの変更方法についてお話しします。


-水平・垂直に移動-

描いた図形は、ドラッグにより任意の位置に移動出来ますが、水平や垂直に移動する事は出来ません。

この様な場合、SHIFTキーを押したまま図形を左右や上下にドラッグします。

尚、オートシェイプ内のテキストの有無によりドラッグする箇所が異なります。

テキストが入っていない場合はオートシェイプのどこでもドラッグが可能ですが、テキストが入っている場合はオートシェイプの罫線をドラッグします。

好みの位置に移動した後は、マウスの左ボタン→Sihftキーの順に離します。

図形の水平、垂直のもう一つの移動方法としては、矢印キーを使うと言う方法もあります。

図形をクリックした後に矢印キーを押すと水平や垂直に移動出来ます。

但し移動のスピードが遅いので、ドラッグで移動した後の位置の微調整として使用すると良いでしょう。

水平・垂直に移動


テキストの有無によるドラッグの違い



-図形をエクセルのセルにピッタリ重ねる-

図形は、以下の何れかの操作でエクセルのセルのセルにぴったりと重ねる事が出来ます。

操作1:Altキーを押したままドラッグすると、セルの枠線に近づくと吸い寄せられる様に重なります

操作2:セルの枠線ギリギリにオートシェイプを近づけ、ALTキーを押すと吸い寄せられる様に重なります

更に、上記の何れかの操作でCtrlキーも押したままにすると、オートシェイプを複製し、それをセルに重ねる事が出来ます。

図形がセルに重なったら、マウスの左ボタン→Altキーの順番に離します。

下の画像は、セルB3に「スマイル」図形を移動/複製した例です。

セルに合わせる
Altキーを押したままドラッグ、又はセルの枠線に近づいたらAltキーを押して重ねます


セルに合わせてコピー
Altキーを押したままドラッグ、又はセルの枠線に近づいたらAltキーを押して重ねます



-水平/垂直に複製-

図形はCtrlキーを押したままドラッグすると任意の位置に複製を作れますが、水平や垂直に複製は作れません。

この様な場合、Ctrlキーの他にShiftキーも押したまま左右や上下にドラッグします。

好みの位置に複製が出来たら、マウスの左ボタン→Ctrlキー、Shiftキーの順に離します。(Ctrlキー、Shfitキーは順不同)

水平・垂直にコピー


大量に図形の複製を作る方法
少数の図形を複製するにはCtrlキーを押したままドラッグすればOKですが、大量の図形を複製する場合は、「ホーム」タブの「コピー」コマンド、または、CtrlキーとCキーを押して図形をコピーした後、Ctrlキーを押したままVキーを連打すると、連打した分だけ図形の複製が作れます。


-縦横比を固定したサイズ変更-

図形は罫線上にある丸いハンドルのドラッグで任意のサイズに拡大や縮小が出来ますが、図形の縦・横のサイズ比率を保つ事は出来ず、正円や正方形の様に縦・横のサイズ比率が固定された図形は形が崩れてしまいます。

この様な場合、Shiftキーを押したまま拡大や縮小を行います。

好みのサイズになったら、マウスの左ボタン→Shiftキーの順に離します。

縦横比を変えずにサイズ変更



-中心点を固定してサイズ変更する-

図形はサイズ変更に応じて図形の中心点が移動します。

中心点を固定してサイズ変更する場合、Ctrlキーを押しながらサイズ変更します。

更にShiftキーも合わせて使うと、縦・横のサイズ比率と中心点を共に固定してサイズ変更が出来ます。

好みのサイズになったら、マウスの左ボタン→Ctrlキー、Shiftキーの順に離します。(Ctrlキー、Shiftキーは順不同)

縦横比と中心点を変えずにサイズ変更



-滑らかな移動/複製/サイズ変更-

パワーポイントでは、図形のドラッグによる移動や複製、サイズ変更を行う場合、カクカクとした滑らかでない動きになります。

また、ワードではグリッド線を表示していると、図形はグリッド線の間隔毎に移動する為、カクカクとした滑らかでない動きになります。

その為、正確な位置に移動や複製をしたい場合や、望むサイズに変更出来ない場合があります。

この様な場合は、Altキーを押したままで移動や複製、サイズ変更を行います。

好みの位置に移動や複製、サイズ変更が出来たら、マウスの左ボタン→Altキーの順に離します。

また、パワーポイントは矢印キーで図形を移動する際にカクカクとなりますが、Cltrlキーを押したまま矢印キーを押すと滑らかな移動が出来ます。

ドラッグにより図形を大まかに移動や複製をした後、Altキー+ドラッグやCtrlキー+矢印キーを使って位置を微調整すると言う様に使い分けると良いでしょう。

これまでにお話ししました、移動や複製、サイズ変更の操作方法のおさらいを兼ねて、Altキーを使用した場合のキーの組み合わせ表を以下に記します。

尚、使用するキーの役割を分かり易くする為に、該当する動作にキーと同じ色を付けています。

滑らかな移動/コピー/サイズ変更
表内の色は、使用するキーの役割を示しています。



-図形の回転-

図形は右巻き矢印を円弧を描く様にドラッグすると任意の角度に回転出来ます。

この時、マウスカーソルが図形に近い場合は大きく回転し、図形より遠い場合は小さく回転します。

マウスカーソルを図形に近づけて目的の角度に近くにまで回転し、その後、図形から離れたポイントで回転して、目的の角度に合わせると便利です。

ドラッグによる回転



-15度単位の回転-

図形はAltキーを押したまま、左右の矢印キーを押す毎に15度毎に回転します。

左矢印キーで反時計回り、右矢印キーで時計回りに回転します。

オートシェイプの回転



-サイズを変えない図形の反転-

図形は罫線上の丸いハンドルを反対方向の罫線を越える様にドラッグすると上下や左右に反転出来ますが、サイズを変えずに反転出来ません。

この様な場合、図形をクリック→「図形の書式」タブ→「配置」グループ→「回転」の「上下反転(」や「左右反転(」で上下や左右に反転します。

オートシェイプの反転



-オレンジ色の丸の役目-

図形によっては、枠線上にオレンジ色の丸い点が表示される場合があります。

これにマウスカーソルを合わせてドラッグすると、図形の一部のサイズや位置、カーブの緩やかさを変更出来ます。

尚、図形がある程度縮小すると、オレンジ色の丸が消えますが、拡大すると再び現れます。

オレンジの点

【数値を指定してサイズ・回転角度変更】

図形はサイズや回転角度の変更をドラッグだけで無く、数値を指定して行う事も出来ます。

図形をクリック→「図形の書式」タブ→「サイズ」グループ→「配置とサイズ」の順にクリックし、「図形の書式設定」作業ウインドウを表示します。

次に、「高さ(」、「幅(」、「回転(」に半角で数値を入力するか、上下の三角形をクリックして数値を指定します。

尚この時、「縦横比を固定する(」のチェックを入れますと、現在の縦横比が維持される為、「高さ(」又は「幅(」の何れかの数値を設定するだけで自動的にもう片方のサイズの数値が設定されます。

また、「高さの倍率(」と「幅の倍率(」に、現在の縦と横のサイズに対する拡大/縮小の比率を指定する事でもサイズ変更が出来ます。

この時も「縦横比を固定する(」のチェックが入っていれば、どちらか片方の倍率を指定するだけで、もう片方の倍率も自動的に設定されます。

図形の書式設定作業ウインドウ

【キーを離すタイミング】

今回お話ししましたオートシェイプの色々な操作で使うCtrlキーやShiftキー、Altキーは、図形のサイズや角度、位置になったらマウスの左ボタンよりも後に離しましょう。

もし、マウスの左ボタンよりも先に離してしまうと、水平/垂直の移動や中心点を固定したサイズ変更など、今回お話ししました操作が無効になってしまいますので注意しましょう。
今回のオートシェイプのお話しは如何でしたでしょうか?

長いお話しになってしまいましたが、次回もオートシェイプについてのお話しです。

それだけ、オートシェイプと言うのは奥が深い機能なのです。

次回は、複数の図形に一括して変更を加える方法についてお話しします。

お楽しみに
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[ 2020/03/19 16:54 ] ミニ・レクチャー | TB(0) | CM(0)

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