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【次回のお話し】:

次回は、違法な激安OFFICEについてお話します!



【ミニ・レクチャー】:ワード・エクセル・パワーポイントで望む色を設定するには?(前編)

ワードやエクセル、パワーポイントで文字や図形の色を変える時、予め用意されているカラーパレットの中から色を選ぶのではないでしょうか?

でもWebページのあの部分の色を使いたいとか、挿入したイラストと同じ色の図形を作りたいと言った場合はどうすれば良いのでしょうか?

今回はワード・エクセル・パワーポイントで望む色を設定する方法についてお話しします。

それでは続きをどうぞ。

2019年7月21 追記
2019年7月22日、内容をリニューアルして再投稿しました。

是非、御覧下さい!

こちらから御覧になれます。

【ワード・エクセル・パワーポイントにある、自由な色作成機能!】

ワード・エクセル・パワーポイントに備わっている文字色や図形の塗りつぶし機能を使う時、色の指定は下の画面の様なカラーパレットからでは無いでしょうか?

普通はこのカラーパレットで十分間に合うのですが、次の様な場面ではカラーパレットにある色では対応出来ない事があります。

①デジカメ写真やイラスト、Webページと同じ色で文字や図形に色を付けたい。

②下の画面の様にイラストを図形で補う為に図形の色をイラストと同じ色で塗り潰したい。


この様な時にこれからお話しする色選びの方法が重宝するのです。

その理由は、選べる色の数が1,677万7,216色もあり、これはデジカメで撮影した写真やパソコンで描くイラストが表現できる色の数と同じで、パソコンで表示するものなら、どんな色でも選ぶ事が出来るからです。

デジタルの世界では1,677万7,216色の色をフルカラーと言い、ワード・エクセル・パワーポイントでもフルカラーの色を選ぶ事が出来るのです。

さて、フルカラーの色を選ぶ機能についてお話しする前に、この機能を使う為の予備知識として、光が持つ色の不思議についてお話しします。

良く使う色選択機能


色選択の限界

【色の不思議:光が放つ色は3つの色で出来ている】

夜景を彩る街明かり、行き交う車が描くテールライトの紅い連なり、ホタルの幻想的な光、眩いばかりの雷光、夜空に打ちあがる花火が描く色彩。

どの色も私たちに色々な感情をもたらしてくれますが、実は光が放つ全ての色は赤(Red)・青(Bulue)・緑(Green)のたった3つの色の光の組み合わせで出来ているのです。

この3色の光は、それぞれの色の英単語の頭文字を取ってRGBと言います。

これら3つの光が混ざる事で人間は一つの色として感じる事が出来るのですが、感じる色の違いは、RGBそれぞれの光の明るさの割合で変わります。

例えば3つの色が全て最高の明るさで混じれば白になり、赤と緑だけが共に最高の明るさで混じれば黄色と言う様に。

パソコンディスプレイも自らが光る為に、ディスプレイ上に映るデジカメ写真やイラスト、Webページ等の色はRGB3色の光が異なる明るさで光っていると言う訳です。

つまりRGB3色の光の割合が分かれば、同じ色をワードやエクセル、パワーポイント上でも再現出来る訳です。

ワード・エクセル・パワーポイントにはRGB3色の光の明るさを指定して、図形や文字を望む色に変更する事が出来る機能が備わっています。

RGBそれぞれの明るさの指定は256段階、つまり0~255の間の数値で指定出来ます。

すると作れる色の組み合わせは256×256×256=1,677万7,216色となるのです。

冒頭にお話ししました「フルカラー」です。

光戦隊RGB

【光の色が持つ もう一つの成分:HSL】

RGBは、赤・青・緑の3色の光の明るさで1,677万7,216色もの色を指定出来る訳ですが、それらの色はRGB3色の光の明るさとは別の要素で表現する事も出来るのです。

それは以下の3つの要素です。
・「色合い(Hue)
・「鮮やかさ(Saturation)
・「明るさ(Luminance)

光の色に含まれるこの3つの要素を、それぞれの英単語の頭文字を取って「HSL」と呼びます。

つまり、光の色はRGBの違いでもあり、HSLの違いでもあるのです。

ではHSLとは何かについてお話しします。

Hue:色合いとは色の移り変わりの事です。

光の色と言うのは光が持つエネルギーが増えるに従って、赤→オレンジ→黄→緑→青→青紫→紫と言う様に色が変化して行きます。

色合いと言うのは、今の色が赤を基準にしてどれだけ離れた色なのかを示す値で、要は赤から紫の間のどの色なのかを示す値です。

彩度と言うのは、その名の通り色の鮮やかさを示す値です。

明るさは、RGBと同じく光の明るさを示す値です。

つまりHSLと言うのは、赤・青・緑と言う3色の明るさの割合では無く、光の色が持っている色や鮮やかさ、明るさにより、どんな色なのかを示す方法なのです。

色合いの変化


ワード・エクセル・パワーポイントには、RGBの他にHSLの指定で図形や文字を望む色に変更する事が出来る機能もあります。

HSLもRGBと同じくそれぞれ0~255の256段階で設定します。

その為、作れる色はRGBと同じく256×256×256=1,677万7,216色となります。

RGBもHSLも共に光の色の違いを決める要素を違う視点から見ているだけなので、作れる色の数は同じ1,677万7,216色になる訳です。

怒る陶芸家

【自由な色に変えてみましょう】

ワード・エクセル・パワーポイントには、RGBとHSLにより色を変更する機能があります。

先程のRGBとHSLのお話しを踏まえて、RGBやHSLで色を指定し、図形を塗り潰してみましょう。

①先ずは図形を挿入します。(形は何でも構いません)

②次に、図形に色を塗り潰します。

図形を選択し、「書式」タブ→図形の塗りつぶし→その他の色()の順にクリックします。

③「色の設定」画面が開いたら、「ユーザー設定」タブをクリックすると下の様な「色()」カラーパレットとRGB設定画面
に切り替わります。

色の変更方法は以下の様に3通りあります。

ユーザー設定タブの色設定


-RGBによる色変更-

下の画面の様に「カラーモデル()」が「RGB」になっている事を確認し、赤(R)、緑(G)、青(B)にそれぞれの光の明るさを0~255の値で指定します。

ここでは試しにRに219、Gに255、Bに87を指定してみましょう。
※RGBの値を「カラーコード」と言います。

変更した色は「色の設定」画面の右下にある四角の上半分に表示され、元の色は下半分に表示されます。

「OK」ボタンをクリックすると下の画面の様に若干黄色よりの黄緑色で図形が塗り潰されたと思います。

この様にRGBの明るさの指定で色々な色を変更出来るのです。

実際の使い方は、次回御紹介する「カラーコード取得ツール」でパソコンディスプレイに表示される写真やイラスト、Webページなどの特定のポイントのカラーコードを読み取り、それを入力する事で図形を望む色で塗り潰します。

RGB設定と図形


-HSLによる色変更-

下の画面の様に「カラーモデル()」から「HSL」を選び、そして下にある色合い()・鮮やかさ()・明るさ()の欄にそれぞれの大きさの値を入力して色を変更します。

しかし、こんな疑問が湧きませんか?

「RGBの指定で色を変更出来るのなら、HSLで色を変更する機能は必要ないんじゃないの?」

実はHSLで色を変更する機能は大変重宝するのです。

例えば下の画面にある図形の色は、先程のRGBの操作で作った図形の色よりも少し落ち着いた感じの色ですが、この様に色の印象と言う視点から色を変えたい場合、RGBの調整ではカラーコードをどんな値にすれば良いのかをイメージする事は出来ません。

それに対してHSLは、色合い・鮮やかさ・明るさと言う、色が持つ印象を成分としているので、色の変更が直観的に出来るのです。

調整する時は、HSLに値を入力するよりは数値入力欄の右にある上下の三角をクリックしたままで数値を増減させて、右下の「現在の色」と「新規」を比較するのが良いでしょう。

HLS設定と図形


-色()カラーパレットによる色変更-

HSLの指定は数値だけでは無く、下の画像の様に色()カラーパレットでも色の調整が出来ます。

色のカーテンの様なカラーパレットをクリックしたり、ドラッグする事で色合いと鮮やかさが調整出来、右にある縦長のカラーパレットのクリックやドラッグで明るさを調整出来ます。

しかし、色合いを変えずに鮮やかさを変えるとか、鮮やかさを変えずに色合いを変えると言う操作はなかなか難しいので、先程お話ししましたHSLの値を調整する使い方が一番の御勧めです。

ここでは明るさだけをドラッグで調整する程度に留めて置いた方が良いかもしれません。

HSL、色()カラーパレットでもRGBと同じ様に、右下にある四角の上半分(新規)に調整した色が、元の色は下半分(現在の色)に表示されます。

色(C)設定

【色のミニ雑学】

-赤と紫の外側の光は人間の目には見えない!-

赤から紫までの間の光は、「可視光線」と言って、人間の眼で感じる事が出来る光です。

赤と紫の外側は、人間は光として感じる事が出来ません。

紫の外は紫外線で、紫色よりもエネルギーが強い為に、皮膚が日焼けしたり、殺菌作用があるのです。

また、赤の外は赤外線で、人間は熱として感じる事が出来ます。


-色には光る色と反射する色がある-

人間が色として感じる光には、光る色と反射する色の2種類があります。

光る色とは照明や炎、雷、花火、太陽などの様に、自らが光り輝いて放つ光の色の事で、これらの光は直接眼に届いて色として感じる事が出来ます。

それに対して、絵画や写真、果物、カーペットなどの色は、太陽や照明の光がそれに反射して眼に届き、色として感じる事が出来ます。

自ら光る色は、先程お話ししました様に、赤・青・緑の3つの色の明るさの組合せで様々な色として感じる事が出来るのですが、物体に反射する光の色と言うのは少し違って、物体に当たった光の成分である赤・青・緑の光の一部又は全部が吸収され、残った光が反射する事で様々な色として感じる事が出来るのです。

例えば、リンゴが赤く見えるのは、赤の光だけが反射して、青と緑の光はリンゴの色素に吸収されてしまう為に、赤く見えるのです。


-印刷物も3つの色の組合せで色を作る-

光の色は赤・青・緑の3つの色の組合せで様々色を作れますが、印刷の世界でも3つの色のインクの組合せで様々な色を作る事が出来ます。

印刷の世界で使われる3つの色は、シアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・黄色(Yellow)です。

赤・青・緑の3色がRGBと呼ぶ様に、シアン・マゼンタ・黄色の3色も英語の色名の頭文字から「CYM」と呼ばれます。

RGBは色を混ぜる程明るい色になり、RGB全てが100%の明るさでは白色になるのですが、CMYの場合は色を混ぜる程に暗い色になり、CMY全てが100%の濃さの場合、黒色になります。

しかし実際は、インクの不純物の影響で黒にはならず、濃いグレーになってしまいます。

その為、黒のインクにより黒を印刷する様にしています。

黒の英単語はBlackなので、略称はBと思うかもしれませんが、「」なのです。

その理由は、黒色は輪郭線を印刷する時に使われる色で、印刷の世界では輪郭線を印刷する為の判を「KeyPlate(キープレート)」と呼び、この版の名前を黒の略称としている為です。

そこで、印刷の世界ではCMYKの4色により、様々な色を作り出す事が出来るのです。

ところで、シアン・マゼンタと言う色をどこかで聞いた事はありませんか?

そうです!プリンターに、この色のインクが搭載されていますね。

市販のプリンターも業務量印刷機と同じくCMYKのインクを使う事で様々な色を印刷出来るのです。
今回お話しした内容は、図形の塗りつぶしだけで無く、文字の色の変更についても同じです。

また、上記3通りの色変更機能は互いに連動しているので、RGBを変えればHSLも変わり、HSLを変えればRGBも変わります。

次回は、パソコンに表示される写真やイラスト、Webページの特定の部分のカラーコードを調べる「カラーコード取得ツール」についてお話しします。
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[ 2017/03/24 16:00 ] ミニ・レクチャー | TB(0) | CM(0)

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