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訪問型パソコンサービス「誰にでもパソコン」は、日頃パソコンを御使いの中でのちょっとしたお困り事を解決します。

以下の3つのサービスでパソコンのお困り事にお応えします。

サービス1<パソコン設定サービス>
パソコンの初期化やインターネットの接続、プリンターの接続など、面倒で手間が掛かる作業を行います。

サービス2<ピンポイントレクチャー>
「パソコンについてここだけを知りたい」
「ワード・エクセルは使った事が無いが簡単な文書や集計表を作る方法だけを知りたい」
「デジカメ写真をDVDに保存する方法を知りたい」
等の様なピンポイントな御要望についてレクチャー致します。

サービス3<訪問パソコンレッスン>
パソコンやワード、エクセル、パワーポイント、アクセス等について一から身に付けたい方の為のマンツーマンレッスンです。
パソコン教室の様な授業回数や期限は設けず、納得頂けるまでレッスンを受けて頂けます。

パソコン教室、カルチャースクールでパソコン講師を務めた経験のある当ブログ管理人が、御客様の元へお伺いし、上記3つの
サービスでパソコンのお困り事を解決致します。(サービスエリアは、東京・神奈川です!

「誰にでもパソコン」の詳細は、こちらのホームページを御覧下さい。(当ブログ管理人プロフィールも掲載しております)



PC教室では教えない豆知識:ワード・エクセル・パワーポイントで望む色を設定するには?(前編)

ワードやエクセル、パワーポイントで文字や図形の色を変える時、予め用意されているカラーパレットの中から色を選ぶのではないでしょうか?

でもWebページのあの部分の色を使いたいとか、挿入したイラストと同じ色の図形を作りたいと言った場合はどうすれば良いのでしょうか?

今回はワード・エクセル・パワーポイントで望む色を設定する方法についてお話しします。

それでは続きをどうぞ。
【ワード・エクセル・パワーポイントにある、自由な色作成機能!】

ワード・エクセル・パワーポイントに備わっている文字色や図形の塗りつぶし機能を使う時、色の指定は下の画面の様なカラーパレットからでは無いでしょうか?

普通はこのカラーパレットで十分間に合うのですが、次の様な場面ではカラーパレットにある色では対応出来ない事があります。

①デジカメ写真やイラスト、Webページの色で文字や図形に色を付けたい。

②下の画面の様にイラストを図形で補う為に図形の色をイラストと同じ色で塗り潰したい。


この様な時にこれからお話しする色選びの方法が重宝するのです。

その理由は、選べる色の数が1,677万7,216色もあり、これはデジカメで撮影した写真やパソコンで描くイラストが表現できる色の数と同じで、パソコンで表示するものなら、どんな色でも選ぶ事が出来るからです。

デジタルの世界では1,677万7,216色の色をフルカラーと言い、ワード・エクセル・パワーポイントでもフルカラーの色を選ぶ事が出来るのです。

さて、フルカラーの色を選ぶ機能についてお話しする前に、この機能を使う為の予備知識として、光が持つ色の不思議についてお話しします。

良く使う色選択機能


色選択の限界

【色の不思議:光が放つ色は3つの色で出来ている】

夜景を彩る街明かり、行き交う車が描くテールライトの紅い連なり、ホタルの幻想的な光、眩いばかりの雷光、夜空に打ちあがる花火が描く色彩。

どの色も私たちに色々な感情をもたらしてくれますが、実は光が放つ全ての色は赤(Red)・青(Bulue)・緑(Green)のたった3つの光の組み合わせで出来ているのです。

この3つの光の色は、それぞれの色の英単語の頭文字を取ってRGBと言います。

これら3つの光が混ざる事で人間は一つの色として感じる事が出来るのですが、感じる色の違いは、RGBそれぞれの光の明るさの割合で変わります。

例えば3つの色が全て最高の明るさで混じれば白になり、赤と緑だけが共に最高の明るさで混じれば黄色と言う様に。

パソコンディスプレイも自らが光る為にデジカメ写真やイラスト、Webページ等の色はRGB3色が異なる明るさで光っていると言う訳です。

つまりRGB3色の光の割合が分かれば、同じ色をパソコン上で再現出来るとも言える訳です。

ワード・エクセル・パワーポイントにはRGB3色の光の明るさを指定して、図形や文字を望む色に変更する事が出来る機能が備わっています。

RGBそれぞれの明るさの指定は256段階、つまり0~255の間の数字で指定出来ます。

すると作れる色の組み合わせは256×256×256=1,677万7,216色となるのです。

冒頭にお話ししました「フルカラー」です。

光戦隊RGB

【光の色が持つ もう一つの成分:HSL】

先程は光が放つ色はRGB3色の割合で出来ているとお話ししましたが、RGBが作る光の色には、「色合い(Hue)」、「鮮やかさ(Saturation)」、「明るさ(Luminance)」と言う、色の印象を左右する3つの要素が含まれていて、色毎にこの3つの要素の割合が異なっているのです。

光の色に含まれるこの3つの要素を、それぞれの英単語の頭文字を取って「HSL」と呼びます。

つまり、光の色はRGBの違いでもあり、HSLの違いでもあるのです。

色合いとは色の移り変わりの事です。

雨が止んだ後、空に架かる虹が描く赤・燈・黄・緑・青・藍・紫の7色のアーチは心なごみますね。

この時人間の目は、光自体が持つエネルギーの違いを色として感じているのです。

虹は赤から紫に向かって色が変化するにつれて光が持つエネルギーが徐々に高くなり、この色の移り変わりを「色合い」又は「色相」と言います。

HSLの色合いは、赤から紫を経て赤紫までです。

赤から赤紫の間には無数の色がある為、色合いは下のイラストの様に切れ目無く徐々に移り変わって行きます。

色合いの変化

また同じ色でも、鮮やかさや明るさが変わると違う色になるのです。

ワード・エクセル・パワーポイントには、RGBの他にHSLの指定で図形や文字を望む色に変更する事が出来る機能もあります。

HSLもRGBと同じくそれぞれ0~255の256段階で設定します。

その為、作れる色はRGBと同じく256×256×256=1,677万7,216色となります。

RGBもHSLも共に光の色の違いを決める要素を違う視点から見ているだけなので、作れる色の数は同じ1,677万7,216色になる訳です。

怒る陶芸家

【自由な色に変えてみましょう】

ワード・エクセル・パワーポイントには、RGBとHSLにより色を変更する機能があります。

先程のRGBとHSLのお話しを踏まえて、RGBやHSLで色を指定し、図形を塗り潰してみましょう。

①先ずは図形を挿入します。(形は何でも構いません)

②次に、図形に色を塗り潰します。

図形を選択し、「書式」タブ→図形の塗りつぶし→その他の色()の順にクリックします。

③「色の設定」画面が開いたら、「ユーザー設定」タブをクリックすると下の様な「色()」カラーパレットとRGB設定画面
に切り替わります。

色の変更方法は以下の様に3通りあります。

ユーザー設定タブの色設定


-RGBによる色変更-

下の画面の様に「カラーモデル()」が「RGB」になっている事を確認し、赤(R)、緑(G)、青(B)にそれぞれの光の明るさを0~255の値で指定します。

ここでは試しにRに219、Gに255、Bに87を指定してみましょう。
※RGBの値を「カラーコード」と言います。

変更した色は「色の設定」画面の右下にある四角の上半分に表示され、元の色は下半分に表示されます。

「OK」ボタンをクリックすると下の画面の様に若干黄色よりの黄緑色で図形が塗り潰されたと思います。

この様にRGBの明るさの指定で色々な色を変更出来るのです。

実際の使い方は、次回御紹介する「カラーコード取得ツール」でパソコンディスプレイに表示される写真やイラスト、Webページなどの特定のポイントのカラーコードを読み取り、それを入力する事で図形を望む色で塗り潰します。

RGB設定と図形


-HSLによる色変更-

下の画面の様に「カラーモデル()」から「HSL」を選び、そして下にある色合い()・鮮やかさ()・明るさ()の欄にそれぞれの大きさの値を入力して色を変更します。

しかし、こんな疑問が湧きませんか?

「RGBの指定で色を変更出来るのなら、HSLで色を変更する機能は必要ないんじゃないの?」

実はHSLで色を変更する機能は大変重宝するのです。

例えば下の画面にある図形の色は、先程のRGBの操作で作った図形の色よりも少し落ち着いた感じの色ですが、この様に色の印象と言う視点から色を変えたい場合、RGBの調整ではカラーコードをどんな値にすれば良いのかをイメージする事は出来ません。

それに対してHSLは、色合い・鮮やかさ・明るさと言う、色が持つ印象を成分としているので、色の変更が直観的に出来るのです。

調整する時は、HSLに値を入力するよりは数値入力欄の右にある上下の三角をクリックしたままで数値を増減させて、右下の「現在の色」と「新規」を比較するのが良いでしょう。

HLS設定と図形


-色()カラーパレットによる色変更-

HSLの指定は数値だけでは無く、下の画像の様に色()カラーパレットでも色の調整が出来ます。

色のカーテンの様なカラーパレットをクリックしたり、ドラッグする事で色合いと鮮やかさが調整出来、右にある縦長のカラーパレットのクリックやドラッグで明るさを調整出来ます。

しかし、色合いを変えずに鮮やかさを変えるとか、鮮やかさを変えずに色合いを変えると言う操作はなかなか難しいので、先程お話ししましたHSLの値を調整する使い方が一番の御勧めです。

ここでは明るさだけをドラッグで調整する程度に留めて置いた方が良いかもしれません。

HSL、色()カラーパレットでもRGBと同じ様に、右下にある四角の上半分(新規)に調整した色が、元の色は下半分(現在の色)に表示されます。

色(C)設定

【知っていれば鼻高々!色のミニ知識】

-赤の手前と紫の次は、人間の目には見えない!-

赤と紫の外側は、人間は光として感じる事が出来ません。

紫の外は紫外線で、紫色よりもエネルギーが強い為に、皮膚が日焼けしたり、殺菌作用があるのです。

また、赤の外は赤外線で、人間は熱として感じる事が出来ます。


-反射する光の色の成分はRGBやHSLでは無い!-

自ら光る色では無く、光の反射で見える色はRGBやHSLでは無く、シアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・黄色(Yellow)の3色の組み合わせで出来ているです。

例えば写真、絵画、花、景色など。

しかしインクや塗料でこの3色だけで完璧な黒を再現する事が出来ない為、黒(KeyPlate)を合わせた4色で色を作ります。

プリンターのインクがシアン・マゼンタ・黄色、黒の4色なのもこの理由です。

反射する光が作る色の成分をシアン、マゼンタ、黄色、黒の英単語の頭文字を取ってCMYKと言います。

最近のプリンターは発色を良くする為に6色や7色のインクを使っていますが、基本の色はこの4色なのです。


-反射する光の色に白は存在しない!-

反射した光で色を感じる事が出来るのは、その物体が特定の光だけを反射し、残りの光を吸収する為なのです。

例えばリンゴが赤く見えるのは、赤以外の光を吸収し、赤の光だけを反射する為です。

所が反射した光の色に白だけは存在しないのです。

これはCMY全ての色を混ぜると黒くなる為です。

その為、プリンターの白インクは存在しないのです。

では何故、紙や牛乳、雲は白く見えるのかと言うと、乱反射と言って、入って来たすべての光がちりぢりバラバラに反射する為です。

※最近は、ピンク色は実際に存在しない色であって、人間が脳内で作りだしている色と言う話もある様ですが、色の世界にはまだまだ未知の部分があるのかもしれませんね!

今回お話しした内容は、図形の塗りつぶしだけで無く、文字の色の変更についても同じです。

また、上記3通りの色変更機能は互いに連動しているので、RGBを変えればHSLも変わり、HSLを変えればRGBも変わります。

次回は、パソコンに表示される写真やイラスト、Webページの特定の部分のカラーコードを調べる「カラーコード取得ツール」の御紹介と、知っていると便利な「補色」についてお話しします。
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