【当ブログ管理人からのお知らせ】


訪問型パソコンサービス「誰にでもパソコン」は、日頃パソコンを御使いの中でのちょっとしたお困り事を解決します。

以下の3つのサービスでパソコンのお困り事にお応えします。

サービス1<パソコン設定サービス>
パソコンの初期化やインターネットの接続、プリンターの接続など、面倒で手間が掛かる作業を行います。

サービス2<ピンポイントレクチャー>
「パソコンについてここだけを知りたい」
「ワード・エクセルは使った事が無いが簡単な文書や集計表を作る方法だけを知りたい」
「デジカメ写真をDVDに保存する方法を知りたい」
等の様なピンポイントな御要望についてレクチャー致します。

サービス3<訪問パソコンレッスン>
パソコンやワード、エクセル、パワーポイント、アクセス等について一から身に付けたい方の為のマンツーマンレッスンです。
パソコン教室の様な授業回数や期限は設けず、納得頂けるまでレッスンを受けて頂けます。

パソコン教室、カルチャースクールでパソコン講師を務めた経験のある私が、上記3つのサービスでパソコンのお困り事を解決致します。

「誰にでもパソコン」の詳細は、こちらのホームページを御覧下さい。(担当者プロフィールも掲載しております)



PC教室では教えない豆知識:当たり前に思うパソコンの機能は進化の賜物(前編)

今や老若男女、誰もがパソコンやスマートフォンを持つ時代になり、ツイッターやSNSだけで無く、動画の公開や生放送も年代を問わず幅広い層に浸透している様です。

この事は、パソコンが今や誰にでも簡単に扱えるものになったと言う証です。

最近パソコンを持った方にとっては、今のパソコンの機能や性能は極当たり前の事と思われるかもしれませんが、パソコン黎明期であった1980年前半からパソコンを使って来た私から見ると、今のパソコンは色々な機能があり、大変使い易くなったなと感じます。

そこで今回は、この30年の間にパソコンがどの時点で現在の機能を持つ様になったのか、そして今の機能を持つ前はどうしていたのかと言うパソコン進化の歴史についてお話ししたいと思います。

当たり前の様に思える今のパソコンの色々な機能や性能が、実は長い年月の中で培った進化の賜物である事を知って頂ければと思います。

それでは続きをどうぞ!
【Windowsパソコンの歴史は未だ四半世紀】

誰もがパソコンを使う様になったきっかけは、1995年11月に発売されたOS「Windows95」を搭載したパソコンでした。

ディスプレイにアイコンが並び、マウスで操作する姿が、まるで机の上で作業する様に見える事から「デスクトップ」と呼ばれる様になった、現在のWindowsパソコンのスタイルを持っていました。

ではWindows95パソコンはWindowsパソコンのルーツなのかと言うとそうでは無く、Windows95より更に遡ること4年も前に「Windows3.1」と言うOSが登場し、これを搭載したパソコンこそが現在のWindowsパソコンのルーツなのです。

しかし、御世辞にも使い勝手は良いとは言えず、従来のパソコンを無理やりWindows方式にしただけのパソコンで、ビジネスやパソコンマニアにしか受け入れられず短命の内に姿を消したのでした。

Windowsパソコンの歴史は既に四半世紀の歴史があるのか?、それとも未だ四半世紀の歴史しかないのか?、感じ方は人それぞれだとは思いますが、この間、パソコンは次々と新し機能を搭載し、性能が向上して行き、気が付けば四半世紀前のパソコンとは比較にならない程に進化したのです。
【昔は出来なかった、あんな事、こんな事】

ここからはWindows3.1やWindows95の頃のパソコン、及びそれ以前のパソコンは現在のパソコンとどの様に違っていたのか、そして当時のパソコンユーザーは少ない機能や性能のパソコンをどうやって使っていたのか等についてお話しします。

デスクトップ画面:

Windows3.1より前のパソコンには、「MS-DOS」と言うOSが搭載されていました。

MS-DOパソコンは現在のパソコンの様な「デスクトップ画面」で無く、下の画面の様に真っ暗な背景に、現在のドライブ名やフォルダ名等が表示され、他は白く四角いカーソルが点滅するだけの素っ気ない画面でした。

ワープロや表計算などのソフトを起動したり、ファイルのコピーや移動、削除等の操作をするには、英語の命令を入力する必要がありました。

例えばCドライブにある請求書.docと言うワード文書をDドライブにコピーするには、「copy c:請求書.doc d:」と言う様な命令を入力したり、Cドライブ内のファイルを確認する場合は、「dir c:/w 」等と入力する等、今ではマイコンピュータ画面やアイコンで簡単に出来る事も当時はこの様に命令を入力していたのです。

また、この頃は写真や動画を扱えなかった為、ディスプレイに表示されるのは文字や記号だけでした。

DOS画面



マウス:

MS-DOSパソコンではパソコンの操作はマウスで無く、矢印キーやファンションキー、エンターキーで行っていました。

ゲーム等、一部のソフトではマウスは使われていましたが、今の様にパソコンに接続すれば直ぐに使えると言う訳で無く、マウスドライバーと言うファイルをフロッピーディスクやハードディスクに入れ、更にフロッピーディスクやハードディスク内にあるcomfig.sysと言うファイルを開き、そこにマウスドライバーを入れた場所を指定しなければなりませんでした。
※MS-DOSパソコンの頃は、この様にマウスだけで無く、あらゆる事をするのに手間がかかったのです。

DOS画面2



記録媒体:

再生も書き込みも両方出来るDVDドライブがパソコンに搭載されたのは2001年頃、BD(ブルーレイ)ドライブは2006年頃です。

ではMS-DOSパソコンの頃の記録媒体と言えば何だったのかと言いますと、フロッピーディスクが主流でした。

今となってはフロッピー1枚にデジカメ写真1枚すら収まらない程の容量でしたが、当時は個人が扱うデーターの容量は小さく、また胸ポケットにも入る薄さと小ささで誰もが使っていました。

またこの当時は市販のソフトもフロッピーディスクだった為、今のパソコンの様にDVDをトレイに入れて、自動でインストールしてくれるのでは無く、何枚ものフロッピーディスクを順番に入れ替えなければなりませんでした。

特にMS-OFFICEの様な大規模ソフトでは、50枚程のフロッピーディスクでしたので、インストール作業は長時間パソコンにつきっきりの大仕事でした。

フロッピーディスク以降、ポストフロッピーディスクの座を狙ってMOやPD、ZIP、JAZと言う様々な記録媒体が登場しましたが、パソコンにCDドライブが内蔵され、音楽CDのコピーが作れ、価格が徐々に安くなって行ったと言う理由からCDがポストフロッピーディスクの座を奪い、これらの記録媒体は姿を消し、現在の様にCD、DVD、BDがパソコン用のディスク型・記録媒体として君臨する事になったのです。

またSDカードやUSBメモリ等のメモリー型の記録媒体は当時は存在せず、持ち運び用の記録媒体もフロッピーディスクでした。

それが今ではフロッピーディスク数千枚~数万枚分のデータが、千円程度の1GBUSBメモリで持ち運べるのですから、時代の進歩を痛感せずにはおられません。

参考までに当時私が使っていた記録媒体とドライブ(読み書き装置)を公開します。

今となっては遺物(レガシー)となってしまったこれらの機器も、当時は重宝して使っていました。

<フロッピーディスクと内臓ドライブ>

縦・横20cmのケースに収まった「8インチフロッピーディスク」と言う特大サイズのフロッピーディスクもありました。

FDとドライブ



<PDディスクと外付けドライブ>

当時のCD-RWディスクは、ファイル単位で保存したり、削除する事が出来ず、一括保存、一括削除しか出来なかったのですが、PDはファイル単位の保存・削除が可能だった為、万一の為のファイルのバックアップ用途して大変に重宝しました。

PDディスクとPDドライブ



<ZIPディスクと外付けドライブ>

3.5インチフロッピーディスクより少し大きいサイズにも関わらず、大容量のファイルを保存出来るZIPも重宝しました。

とは言え容量は100MB、つまり1GB USBメモリの1/10ですが、当時は100MBもあれば十分に色々なファイルを保存出来た時代だったのです。

ZIPディスクとZIPドライブ



USB:

USBメモリやUSB端子等の様に「USB」は誰もが知る言葉となりました。

そもそもUSBとは、種類の異なる様々な周辺機器を同じソケットでパソコンに接続する為の統一規格なのです。

USBは略称で、正式には「Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)」と言います。

USBが搭載されたのは、Windows98搭載パソコンからです。

現在のパソコンはキーボードやスピーカー、マウス、プリンター、外付けハードディスクなど、あらゆる周辺機器をUSB端子に接続出来ます。

また、接続する周辺機器が多くなってもUSBハブと言う機器があればUSB端子を増やす事も出来ます。

この様にUSB端子に周辺機器を接続するのは今では極当たり前の様になっていますが、Windows98より前のパソコンでは、パソコンに接続する周辺機器毎に接続口が異なっていたのです。

その為、周辺機器毎に専用のケーブルが必要だったのです。

下の画面は私が2000年頃に使っていたパソコンの背面ですが、USB端子はあるものの、この頃は未だUSBに接続出来る周辺機器は少なく、専用の接続口が主流の時代で、プリンターやキーボード、マウス、スキャナー、モデム、外付けハードディスク等の接続口がありました。

<プリンター/キーボード/スキャナー/モデムの接続口>

様々な入力端子


<外付けハードディスクの接続口>

SCSI端子



ホットプラグ:

マウスや外付けハードディスク、USBメモリ、SDカード等はパソコンの電源が入ったままでも抜き差しが出来、差し込んだ直後にパソコンに認識されます。

これはWindows95搭載パソコンから搭載された「ホットプラグ」と言う機能のお陰なのです。

ホットプラグとは、パソコンの電源が入った状態で周辺機器の抜き差しが出来る機能です。

しかしMS-DOSパソコンでは、この様な便利な機能は夢のまた夢でした。

先ず第一に、パソコンの電源が入っている状態で周辺機器を抜き差しする事は、周辺機器の故障の原因になりました。

第二にパソコンの電源が入っている状態で周辺機器を接続してもパソコンには認識されず、パソコンを再起動する必要がありました。

この様な事からパソコンの電源が入った状態で周辺機器を抜き差しする事は出来なかったのです。



プラグ&プレイ:

現在のパソコは、マウスや外付けハードディスク、スピーカーをUSB端子に接続すると直ぐに認識されて使える様になります。

これは、Windows95パソコンから搭載された「プラグアンドプレイ」と言う機能のお陰なのです。

MS-DOSパソコンでは、パソコンに接続した周辺機器を使える様にするまでには色々な手順が必要で手間がかかりました。

先ずはパソコンに周辺機器を認識させる為の「ドライバー」と言うソフトをハードディスクやフロッピーディスクに入れます。

次にハードディスクやフロッピーディスク内にあるconfig.sysと言うファイルを開き、そこにドライバーを入れた場所を指定する情報を書きます。

ここまで来て漸くパソコンに周辺機器を接続し、パソコンを再起動後に周辺機器が使える様になります。

ノートパソコンはここまでの手間でも大変ですが、デスクトップパソコンの場合は更に面倒です。

パソコンに新たな機能を追加する場合、樹脂の板に様々な電子部品が搭載された「ボード」と言う物を差し込みますが、この時「割り込みアドレス」や「I/Oポート」、「DMAチャンネル」と言う情報を手動で設定する必要があり、これを行わないとパソコンはボードを認識しませんでした。
※下の画面は、今は使わなくなったデスクトップパソコンを起動し、背面に差し込んである音源ボードの接続設定情報を開いた画面です。


プラグアンドプレイでは、マウスやUSBメモリ、外付けハードディスク等の接続に際しては、予めドライバーがパソコンに入っている為、直ぐに認識してくれますが、プリンターや一部の周辺機器は、予めパソコンにドライバーが入って無い為、パソコン接続時にドライバーの指定を求められる為、予めパソコンにドライバーを入れておく必要があります。

割り込み、I/O設定画面
※デスクトップパソコンでは、この様に接続設定が必要でした。



フォント:

今はビジネス文書から年賀状まであらゆる文書がパソコンで印刷されます。

その大きな要因の一つは、フォント、つまり字体の種類が豊富な事と、手書きよりも綺麗と言う事です。

しかしMS-DOSパソコンの時代は、ワープロで作る文書や年賀状の文字は「ビットマップフォント」と言って、点を並べた文字で、現在の様な綺麗な文字とは程遠いものでした。

その為ただでさえギザギザな文字が、サイズを拡大すると文字の粗さがより一層目立ってしまうお粗末なものでした。

現在のパソコンで使えるフォントは「アウトラインフォント」と言い、フォントサイズを大きくしても文字がギザギザにならないフォントの為、ビットマップフォントと言ってもピンと来ないかもしれませんね。

しかしビットマップフォントは、MS-DOSパソコンだけで無く、テレビゲームで表示する文字にも良く使われたので、下の様な画面を見れば「あ~、あの文字か~!」と、分かる方も居るのではないでしょうか?

ビットマップフォントの例


参考までにアウトラインフォントとビットマップフォントの違いを比較したのが、下の画像です。

TTフォントとビットマップフォント

今回は前半と言う事で、現在のパソコンが持っている7つの機能と、この機能が無かった頃のパソコンについてお話ししました。

次回は後半として、更に7つのパソコン機能と、その機能が無かった頃のパソコンについてお話しします。
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